あたしの愛、幾らで買いますか?

その日の夜は

夢に朔羅が出てきた。

優しく髪を撫でてくれて

頬にキスをくれて

優しく優しく触れてくれた。


朔羅の唇で触れたところは

赤黒いアザになっていった。






太もも




だけど、

あたしはそれでも嬉しかった。

札束を渡されるより

遥かに嬉しかった。


「朔羅…
 愛してるよ」


夢だとわかっているのに

呟いてしまった。

彼は、その言葉を聞いて

優しく微笑んで






消えた…―。