あたしの愛、幾らで買いますか?

カチャカチャと食器と食器がぶつかる音が

よく響く。

あたしのカップにある飲み物は

すっかり冷え切っていた。


あたしは、ボーっと外を眺める。

たまに車が通る。

ライトの色だって車種だって違うのに

少しでも朔羅かもしれないと

期待をしてしまう。

終わったら連絡をくれるって

言っていたのに

もしかしたら、

サプライズで来てくれるかも知れないと

期待する自分がおかしくて笑えた。


あたしの携帯は

また沈黙を守る。