たった5分も満たない会話だったのに
それだけで、お互いに元気になれる事が
不思議だった。
まるで、初恋みたいな感覚だ。
―カランカラン
あたしが再びカフェの扉を開けると
ベルが鳴る。
あたしは
エリと笹井が座っている席へと戻った。
「お待たせ」
「彼氏?」
「うん…まぁ…」
‘彼氏’という響きが
妙に照れ臭い。
実際、朔羅とあたしの間には
「付き合おう」
そんな会話は一度もしていない。
「傍に居て」
お互いに、それしか言わない。
だから、
彼氏彼女という響きも
少しだけ違和感がある。
きっと、あたし達は恋人じゃない。
恋をしているわけじゃないから。
むしろ、
あたしには愛だ。
だから、
意味とか関係なくて
愛人
そっちの方がしっくりくる。
だって、
‘愛する人’
だから。
それだけで、お互いに元気になれる事が
不思議だった。
まるで、初恋みたいな感覚だ。
―カランカラン
あたしが再びカフェの扉を開けると
ベルが鳴る。
あたしは
エリと笹井が座っている席へと戻った。
「お待たせ」
「彼氏?」
「うん…まぁ…」
‘彼氏’という響きが
妙に照れ臭い。
実際、朔羅とあたしの間には
「付き合おう」
そんな会話は一度もしていない。
「傍に居て」
お互いに、それしか言わない。
だから、
彼氏彼女という響きも
少しだけ違和感がある。
きっと、あたし達は恋人じゃない。
恋をしているわけじゃないから。
むしろ、
あたしには愛だ。
だから、
意味とか関係なくて
愛人
そっちの方がしっくりくる。
だって、
‘愛する人’
だから。


