温かいこたつに
温かいカフェオレ。
この家で、
こんな風に穏やかな時間を
過ごした事があっただろうか。
あたしが覚えている限りでは
初めての事だ。
「あ。ママ。
学校の事なんだけど」
「ん?」
「学費、
払ってくれてありがとう」
「何よ、急に…」
「あたし、学校辞める」
「…辞めてどうするの?」
「んー…
わからない」
あたしの返事で母の顔が
少しだけ険しくなった。
「目的が無いなら、
卒業まで頑張れない?」
「進学しないのに?」
「高校卒業の資格がある無いだけで
世間の扱いが違うのよ?」
「でも、今のあたしには
必要ない」
あたしは背筋を伸ばして
視線を真っ直ぐ母へと向ける。
あたしは朔羅と生きていきたい。
「ママ、
あたし心から好きな人が居るの。
その人と生きていきたいと思ってる」
気が付いたら、
口から力強く
その言葉が零れ落ちていた。
温かいカフェオレ。
この家で、
こんな風に穏やかな時間を
過ごした事があっただろうか。
あたしが覚えている限りでは
初めての事だ。
「あ。ママ。
学校の事なんだけど」
「ん?」
「学費、
払ってくれてありがとう」
「何よ、急に…」
「あたし、学校辞める」
「…辞めてどうするの?」
「んー…
わからない」
あたしの返事で母の顔が
少しだけ険しくなった。
「目的が無いなら、
卒業まで頑張れない?」
「進学しないのに?」
「高校卒業の資格がある無いだけで
世間の扱いが違うのよ?」
「でも、今のあたしには
必要ない」
あたしは背筋を伸ばして
視線を真っ直ぐ母へと向ける。
あたしは朔羅と生きていきたい。
「ママ、
あたし心から好きな人が居るの。
その人と生きていきたいと思ってる」
気が付いたら、
口から力強く
その言葉が零れ落ちていた。


