「それではさようなら」

太郎が言った。いま、国中のゴリラが太郎を見送るため集まっていた。

「また…きてくださいね!」

「はい!必ずくるよ!」

そういって太郎はゴリさんの背中にのってゴリラの国から去っていった。


「ぎゃぁあああー」

ゴリさんの背中の上の恐怖も忘れずに…