むかーしむかしあるところに浦島太郎という若者がいました。

太郎はある日、ジャングルに散歩にいきました。

すると…

子供たちにいじめられているゴリラを見つけました。

「こらー、ゴリラをいじめるな!!!」

太郎は子供たちを叱りはじめました。

「全く、最近の若いやつは…
 これだから、ジャングルからゴリラが消えるんだ!!!
 動物愛護精神にかけている!………」

1時間後

「だいたいゴリラというのは…」

3時間後

「世の中はいったいどうなってるんだ!…」

まだ続いていた…

5時間後

「みんなゴリラをもっと愛すべきだ!…」

まだ続きそうだったので痺れを切らした子供が言った。

「あのー、門限なんで帰っていいですか?」

「しょうがない、もういじめたりしちゃダメだぞ。」

「「「はい!すいませんでした!!!」」」


子供たちはやっと説教から解放されたのだった。