愛になりたい

「うぃーっす」


いつもと変わらない
センパイの口調・・・


「オー、宮村!
 心配させただろぉ?
 アイツも俺と
 同じだったよ」

と、無邪気な横顔


同じ?


「アイツも俺と
 同じく プレゼントを 
 選んでもらってたってよー!」


そーだったんだ・・・


良かった・・・
センパイに笑顔が戻って・・・


でも、ちょっと
複雑かも・・・




ケンカして別れちゃえば
いいのに・・・
って、心のどこかに
あったもん



サイテーだ
私って・・・



私の毎日が
センパイでいっぱいだった



でも、勝つことが出来ない
歴史・・・


センパイと彼女さんの
二人の歴史・・・





きっとダメだ・・・