愛になりたい

「アケミ・・・」


予想通り
ビックリしてた



「ウソだろ?」



「ホントです」






横向くセンパイ・・・




「彼女さんもでしょ?」


「何で知ってんだ?」





「一度、街で
 彼女さんのこと
 呼んでるとこ見ました」



「キレイですね・・・」


「そっか?」


「幼馴染で見慣れてっから
 分かんねやー」


それからセンパイは
彼女さんのことを
話始めた・・・・



幼稚園から一緒で・・・


昔は家も近くて・・・


高校入学のとき
センパイが引っ越したこと・・・






聞くんじゃなかった






歴史が違いすぎる