トントントン

トントントン

トント ズドォ


おわぁ!?


こんな急な階段あまり登ったことがないからか私は足を踏み外し真っ逆さまに・・・・


痛・・・・くない!


「いってぇ」




その低い声は私のしたから聞こえた


「大丈夫?」

そして私の顔を覗き込むもう1人の男の子




「大丈夫です」


私はその男の子にそう答えた時


「ちょっと重いんですけど!」


下敷になっていた男の子が怒り口調ではっとした


「す、すみません。ほんとにほんとにすみません」


またやっちゃったよ
私はいつもこうやって人に迷惑をかけてしまう


みんなにはドジって言われるけど絶対ドジじゃない!