「マメ柴・・・」 わたしの耳元でそう囁くと 「ふぇ?」 わたしに 小さなテディベアーをくれた 「??これ・・・」 志也咲君は一歩わたしから離れて そしてわたしから目をそらすと 「今まで・・・お前になんもプレゼントしてやれなかったな・・・って思っただけ・・・」 志也咲君の声は至って普通だった なのに・・・わたしはものすごく動揺していた 顔が 熱い