「え?・・・・向井さん?」




『ハハ♪あのね今スバルのケータイ借りて、サツキちゃんに電話してるの』


雲で太陽が隠れる




屋上全体が影に包まれていく





『でね、話があったんだけどぉ・・・・あのね♪』







『スバルとわたしが付き合ってるって知ってた?』









「え?」




隠れた太陽が



何かを物語っていたのかもしれない