わたしも歩きだそうとした時、 「サツキちゃん!!」 後ろから聞いた事のある声が聞こえた 「あ!みっちゃん!」 わたしの友達みっちゃん 白崎ミエ わたしとは違う気の強い女の子 「また志也咲にパシリされてるの? あいつ…サツキちゃんが黙ってたらいい気になりやがって」 手をグーにするみっちゃん 「こっ怖いよぉ…みっちゃん」 男にも負けないくらい喧嘩が強いらしい わたしは、こんなに優しいみっちゃんが喧嘩するとは思えないけど・・・