志也咲君の周りにはいつも女の子達がいます






「マメ柴の癖に俺に逆らうのか!?」







「そっそんな事言われてもぉ…」







「鳶梅さんさぁ…志也咲君が買って来いって言ってるんだから、買って来なよ」





「そうそう…クスクス」





これもいつもの事で・・・






チラチラと嫌な感じの目線を感じながら


わたしは一人で教室を出る








階段を降りると志也咲君がいた





首にヘッドホンをかけ、廊下の壁にもてれかかっていた