ドアを閉めるおと、家に帰っても何もすることがない。



まあ、ちっとは勉強するけどさ。




それが終わったら、何するでもない。




適当に、音楽聞いて適当にゲームして。







いつも、何時に寝たのか分らない。



そんな毎日を過ごす。






朝、目覚ましの音が脳を刺激するように鳴る。




「ああー…うるせぇ」




乱暴に叩いて、止まった時計を手に持ち起き上がる。




小さく欠伸をして、支度をする。




「…だんだん解れてきたな…制服」



遅刻しそうな時、塀登るからな…そんとき解れんのか。


まああと一年だし。





ギリギリもつか。