彼女は、目をぱちぱちとさせながら口を開いた。



「そりゃあ14でしょ?」




「違うわ!」




何だよ!


なんでだよ!


何処が14に見えるんだよ!




「え!じゃあ、13…」




「何で、下がるわけ!俺どうみても、17だろ!」





こいつ、何馬鹿にしてんだ!



「え!嘘嘘!17!?全然見えない!」




喧嘩売ってんのか!?





「見えない分けないだろ、あんた失礼だな!」





「ごめん!だって余りに可愛い顔してるから…」




…最悪だこの女。




俺の一番言われたくない言葉、平気でいいやがった。