我慢の限界だったのかもしれない。
それを救ってくれたのが、恭治なのかも知れない。
俺の口に出せなかったことを、言ってくれた。
怒れなかった俺の代わりに、怒鳴ってくれた。
マジで、変なやつだ。
ほんと、変な奴…。
ガタンという音が聞こえ、恭治がビニール袋を持って帰ってきた。
ぼうっと恭治を見ている俺に袋から珈琲を出して投げる。
慌ててとると、ククッと喉をならして恭治は笑った。
それから、恭治が買ってきてくれたコンビニ弁当を食べた。
なんか、すげぇー美味しかった。
多分、嬉しかったんだと思う。
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