「あ、今日家こい」
俺の方をちらっとみて恭治は言うと、返事も聞かず荷物を置くと机に伏せた。
恭治んちに行くなら母さんに一応メールしとかなきゃな。
まあ、意味ないかもしんないけど。
愛子が先生に呼ばれて、教室を出て行く。
それを見送って携帯を取り出すと、肩をたたかれた。
「あれ、友野?」
友野が何の用?
「進藤くんって佐々木さんと付き合ってる?」
こそっと耳打ちすると、じっと俺をみる。
「そうだけど?」
不思議に思いながら、そう返すと友野はあっけからんとした顔をした。
「あれ、進藤くんも付き合ったりするんだ」
え、なにそれ。
どうゆうことよ。
「私進藤くんって誰とも付き合わない人だと思ってたから。」
へへっと笑って、何を言うんだこの人は。
俺はただ…誰からも告白されなかったし…。
今まで好きなひともできなかったし…。
ってなんか辛いな俺。


