「本当にごめん!海ったら全然起きなくてさー」


海斗は眠たそうに「ねみぃー」と、呟いた。


「起きないって・・・詩織と一緒だ!」と言ってクスクス笑った。


「一緒にしないでよー」と言って、また私は頬を膨らませた。
今度は可憐と恵が私の頬を突いた。


仕返しに私は、可憐と恵の鼻をつまんだ。
イタタタ。と言いつつ、笑いながら繰り返している。