「あっ・・・」 ここでクラインはあることに気がついた。 港に着いた時にミラノがいなくなったのは このことを知って・・・? そうだとしたら・・・! 「はぁ~・・・」 クラインは深いため息をつきながら 両膝を立て、そこに顔を伏せた。 そして、「なにもかも俺のせいじゃん」と 小さく呟いた。