何歩か下がるミラノ。 このままじゃ・・・。 「・・・仕方ないなぁ」 そうつぶやいたミラノは ためらいながらそっと眼帯に触れ 周りに人がいないこと確認すると 素早く眼帯をとった。 “悪魔の瞳” 大きな黒い十字架が くっきり浮かんだその瞳。 「――――――――――っ」 ミラノは詠唱を始める。