部屋に入ると、やっぱり家族で住んでいるようには見えない。


そこは綺麗に片付けてある、ワンルームのアパートだった。


とりあえず、テーブルの前に座ると

テツは飲み物を出してくれた。


そして、


「俺、一人暮らししてるんだ。」


と話始めた。