次の日。


バス停から学校の玄関までトボトボ歩いていると、


「島先輩、おはよう。」


後ろからカジの声が聞こえた。


一瞬、昨日の言葉が頭をかすめたけど、いつものように


『おはよう。』


笑顔で挨拶をした。