“好きなんだ…” 耳を塞いでも聞こえてきた八頭の言葉 私の中で何かが弾け飛んだ パシーン!! 私は八頭に平手打ちを食らわせていた 「勝手なこと言わないでよ!!裏切ったのはあんたでしょ!?」 許さない…っ… 絶対、絶対に許さない…っ…!! 「私とあんたは3年前に終わったの!!今更そんなこと言わないでよ…っ!!」 私はその場から立ち去ろうとした が… 『凪…っ…』 逃がさないと言わんばかりに後ろから八頭に抱きしめられた そんな声…出さないでよ…っ… 切ないくらい弱々しい…