「ねえ匡人…?」


走りながらゆっくりと口を開く


「好きよ―…」


そう言うと匡人は私の頭をガシガシと撫でた


『嫌いだって言われても関係ねえよ。お前は俺のもんだって決まってんだからな』


でた!!匡人の俺様!!


きっと私は匡人から逃げられない


だったらトコトンこの状況を楽しんでやろうじゃない


恋に駆け引きはつきものでしょ?


繋がれた指先はきっと契約の証


私達のLOVEGAMEは今、始まったばかり――…






【END】



→あとがき