翌朝―…
目を覚ますと隣に凪がいた
『あ―…』
まだ半分しか機能を果たしていない頭を働かせ昨日の事を思い出した
俺、こいつを抱いたのか…
実感がなさ過ぎる
凪を抱いている最中は無我夢中だった
俺の腕の中で溶けそうになっている凪を見ていて体が疼いた
そんな感覚は初めてだった
「ん…」
凪が唸りながら寝返りを打つ
それにしても…
丸くなって寝るのが趣味らしい
俺は凪をベッドに残しシャワーへと向かった
蛇口をひねるとサッと湯が流れでてきて体を濡らす
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