俺は柄にもなくホッとした


もしこいつがそのまま寝ていたら俺は間違いなくベッドに連れ込んでいた


最悪だろ…


今度という今度は愁を恨んだ


同じ部屋で寝泊りしといて襲わないという保証はどこにも無い


大体無防備過ぎるんだよ!!


凪はキャミソールに膝丈のスカートを着ていた


どこからでも手が入るし、脱がせやすい服装


朝一番に見た光景に俺は目を疑った


今すぐにでも抱いて…メチャクチャにしてやりたかった―…


その肌に口付けて、思う存分味わいたい


お前はどんな声で鳴くんだ?どんな風に喘ぐのか?


最近の俺はそんなことばかり考えている


『ふあ~あ…よく寝た…』


凪は大きなあくびを手で隠して窓の外を眺めた


今日も昨日と同じ晴れ


暑くなりそうだ