『1週間、雑用な』 匡人は普通の女なら腰砕けになりそうなくらい甘い声で囁いた 「へっ?」 キスされると思って身構えていた私はとんでもない間抜け面になった 『聞こえなかったか?2週間雑用。』 増えてるし!! 『キスされると思ったか?』 ニヤリと笑う匡人に今すぐ跳び蹴りをくらわせたい衝動にかられる からかってたんだ!! 悔しい―――っ!! こんな子供だましみたいな手順に引っかかる自分が悔しいっ!! 「さいてぇ――――っ!!」 私は今や、やつの代名詞になりつつある単語を力一杯叫んだ――…