『はるかぁ~?いる~?』
次の日、悠は学校を休んだ
悠は一人っ子で両親の帰りは遅い
もし具合が悪いなら誰か傍にいる人がいたほうがいい
あたしは悠の家に訪ねにいった
玄関は開けっ放しだった
不用心だな…
そう思いつつ勝手に中に入った
ガタンッ!!
2階から音がした
『はるか?』
あたしは2階に上がり、悠の部屋の扉を開けた
そして…絶句した――…
『凪…っ…』
悠は裸だった
裸で、ベッドから上半身を起こし茫然とするあたしを見つめていた
なん…で…?
悠の隣には女の子が寝ていた
もちろん裸の
誰が見たってわかる
ア タ シ ハ ウ ラ ギ ラ レ タ



