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「んっ!!やだぁ…くすぐったいっ…!!」
あたしは悠のベッドに横になり背中にキスを受けていた
『いいじゃん。』
キスをしてくるのはもちろん悠
夏休みにあたし達は経験済み
悠はあたしが初めてだってことにちょっと驚いていたけどね?
「だめだってばぁ…」
さっきから悠の髪があたって、くすぐったくてたまらない
『じゃあこっちにする』
悠はあたしの体を反転させると唇を重ねた
「ん…」
ついばむようなキスは激しい行為の後には物足りなく感じられた
『やべ…したくなってきた…』
「バーカ…」
そんなのあたしだって…
あたしは悠の頭を引き寄せた
「もう一回―…」
今度はあたしからキスをする
次第に荒くなる呼吸――…
乱れる吐息――…



