…………………

















ん?何も無い?







構えていた感触が無いのでうっすらと目を開ける。










そしたら…












棗は私の上から退いて横でお腹を抱えてクックックッと笑っていた。











…え…。












何があったんだ…。







棗を見て唖然としていると









「稚春、マジになりすぎ!」






と私に指を指して笑った。












………







「もしかして、からかったの!?」





フルフル震えながら怒る私を見て棗はまた笑う。