そうだよね。





制服、シワになっちゃ困るし…。






「じゃぁ、お言葉に甘えて…使わせてもらいます。」



「ブッ!そんなにかしこまるなよ。」



「や。だって一応、部屋使わせてもらってるし…。ごめんね。なんか…図々しくて。」




そ言いながら頭を下げる。




本当、棗には悪いな。今度また何か作って持って来よ!




「ぃぃよ、別に。俺が言い出した事だし。稚春は何も気にしなくてぃぃよ。」



「でも「駄目。今日はお言葉に甘える日なんだろ?大人しく、これ着とけ。」」




棗は私の言葉を遮ってスウェットを私に渡す。






それを受け取って




「は、い…。」




と頷く。