…何で反らすの?





…なんか…ムカつく。





「ちょっと、銀!何で私から目を反らすの?」




少し怒りながら銀の顔をグイッとこっちに向かせて近寄る。





すると、銀は焦った様子で




「俺、稚春とはできないなぁ~。」




と言ってまた目を反らした。








…は?







何で?



銀の言葉に少し、ショックを受ける。





「…何で私とはできないの!?」



背の高い銀を見上げながら怒る。






すると、今までのやりとりをみていた連が不機嫌な顔で近付いてきた。







…?







「連、笑い止まったの?良かったねぇ。



あ。そうだ。聞いて~!銀が私の相手してくれないんだって!酷いと思わない!?」




連に少し興奮気味に同意を求める。