思わず、間抜けな声が出た。
「え?だって俺等の秘密、知っちゃったでしょ~?」
「…え。秘密ってさっきの話?」
「当たり前じゃ~んっ!」
……………、
「え゙ぇ゙っ!?仲間になんかならないよっ!?」
仲間とか意味分かんないし!!
「そういうわけにはいかな~いのっ。だって俺、言ったじゃん。「その話聞いたらもう俺等から逃げられないぜ~?」って。」
言ったけど……言ったけどっ!
「りりりりむ、無理っ!!」
私の大きな叫び声を聞いて奏も棗も、ゲームをしていた連も、誰かと電話していた銀も、ソファーでくつろいでいた隼人も一斉に私に注目する。
視線が私に集合しけどそれどころじゃない。