ズカズカズカズカ…。 連の顔を驚いた様子で凝視しながら道を開けるヤンキー達の中を連はお構い無しに通って階段を荒く登る。 ――バンッ―― 「ちょっ!ドアが壊れたらどうするのっ!」 「そん時はそん時。」 …なんか怒る気も起きんわ。 平然と答える連に無言の返事を返す。不良の考えることはイマイチよく分からんわ。 ところで。 「連、もう降ろして。恥ずかしいし。重いでしょ?」 まだ"お姫様抱っこ"という、恥ずかしい行為をしている連に眉を歪める。 本当、顔から火が出そうになるから止めて。