好きなのに

その男の子は白い肌に黒い髪で、まさに草食系男子という感じだった。
大翔は髪を茶色に染め、制服も着崩してピアスもして、肉食系男子という見た目になっていた。


対称的な二人だな…。
どうして友達なんだろう。

倫子はぼーっとした。


「おい、いつまで立ってんだよ」

大翔の声で倫子は我に返り、ドアを閉めて座った。


「俺は春香(ハルカ)。よろしくね」

「あっ、よろしくお願いします。
……あの、大翔って私をどんな風に言ってるんですか?」