それは…。
「愛しすぎた。」
「ぇ?」
「愛しすぎて、苦しくなって
栞も苦しいって聞いたとき
俺…。」
「…。」
「俺のものにしてしまいたいって。
殺したいって思った…。
殺して…俺だけの栞にしたい
って思った。」
「涼…。」
「だから…一緒にいたら
栞が…危ないから。
俺といたら…危険だから。」
「そんなに…好きだったんだ。」
今でも好き。
「だから別れた。」
「しぃは…すっごい
悲しんでるよ?」
「知ってる…そんなの。
分かってる。」
「分かってるなら…。
しぃはきっと、殺され
てもいいって言うよ?
涼ならいいって。」
栞が…?
まさか…。
「もう1度考え直してよ。」
「無理…。
彼女できたし。」
「はぁっ!?」
軽蔑…するよな。
「愛子。
今日転校してきたヤツ。」
「う、うそでしょ…。
手ぇ早くない?」
「愛しすぎた。」
「ぇ?」
「愛しすぎて、苦しくなって
栞も苦しいって聞いたとき
俺…。」
「…。」
「俺のものにしてしまいたいって。
殺したいって思った…。
殺して…俺だけの栞にしたい
って思った。」
「涼…。」
「だから…一緒にいたら
栞が…危ないから。
俺といたら…危険だから。」
「そんなに…好きだったんだ。」
今でも好き。
「だから別れた。」
「しぃは…すっごい
悲しんでるよ?」
「知ってる…そんなの。
分かってる。」
「分かってるなら…。
しぃはきっと、殺され
てもいいって言うよ?
涼ならいいって。」
栞が…?
まさか…。
「もう1度考え直してよ。」
「無理…。
彼女できたし。」
「はぁっ!?」
軽蔑…するよな。
「愛子。
今日転校してきたヤツ。」
「う、うそでしょ…。
手ぇ早くない?」

