「しおり?」

「何…。」



テンション下がりすぎじゃん。



顎をクイっと持ち上げた。



俺は栞の唇を塞いだ。



「んっ…っ。」

「これで我慢して?」

「う、うん////」



俺も離れたくなくなってきた。



「じゃぁ…また明日な。」

「うんっ。」



ふぅ。



あんな顔されたら俺も
離れたくなくなるし。



この後また栞を悲しませる
ようなことになるなんて…。