「矢野さん~人手足りへんから誰か探してきて!」 英美はチャンスと思い、あのチャラ男に声をかけに走った。 「すいません。手空いてませんか」 緊張した。 間近で見ると悪そうな雰囲気で怒っているような顔立ちだった。 「え?おれ?」 「…はい。あと2、3人…」 「どこ行ったらいいんですか?あと2人連れてきますわ。」 ゆっくり話す低い声はなんだかセクシーで 少し笑った顔はヤンチャな子供みたいだった。 …ど ストライク。。