英美と康太はすぐに仲良くなった。 歳も英美の2つ上、見た目とは違い紳士的で優しかった。 英美は康太に惹かれていたが“男友達”としか考えないようにしていた。 英美と康太の噂は職場内に広がっていた。 英美は大して気にしていなかったが、気にしている人物がいた。 杉田だ。 「英美ちゃん、大村君と仲良いみたいやけど…」 直球で話さない杉田に英美は前々からイラついていた。 「友達やん。 てか杉田さんもアタシも相手おっての関係なんやから自由やろ」 英美は“めんどくさい。別れよう”と思っていた。