らっく!!~番外編~



「用がないなら出ていってくれないか…?気が散るんだが…」


芳枝に構う暇があるなら企画書を書く


私は少し強めの口調で芳枝を追い出そうとした


『1人で部屋にこもってるから眉間に皺が寄るんです。邪魔だって言われても私は傍にいますよ。』


芳枝は頑として動かなかった


「………勝手にしろ。」


私は芳枝を無視してまた書類に向き直った


芳枝は芳枝で本のページをめくりだした
―…











嫌ではなかった―…


彼女が何も言わずに傍にいることが…


嫌ではなかった―…


心のどこかで芳枝に惹かれていたんだと思う


始まりは政略結婚でも…いつしか本気で…