「……宙!大丈夫?」
霧島先生が私の体を持ち上げてくれた。
「五十嵐大丈夫かぁ?」
「まぁ……なんとか。それより広崎先生が」
「広崎先生!広崎先生!」
霧島先生の呼び掛けに広崎先生は全く反応しない
「誰か保健室行って先生呼んでこい。多分頭打ったんだ。」
しばらくして保健の先生が来た。
「先生!広崎先生」
保健の先生の呼び掛けに先生が微かに目を開いた
「あぁ……」
「先生!大丈夫ですか?この手見えますか?」
「見えます……、そ……宙は?」
「ここに居ますよ。先生死んだかと思っちゃっいましたよ」
「霧島先生……なんでここに……」
「運悪く頭打ったみたいだから検査したほうがいいかもしれないですね」
「あ、あぁだいじょうぶ……だ……か」
「先生!先生大丈夫ですか?」
先生はまた気を失ってしまった
「とにかく救急車呼びましょう。五十嵐さんも一緒に」
そして私と先生は病院に運ばれた。

