〜むかしむかし〜

あるところに太陽が
おりました。
太陽は、いつもいつも
独りぼっちでした。


ある日、太陽は思いました。
『どうして、私だけが独りなのだろうか?人間は、助け合い生きていて、動物は、楽しくしかし残酷に生きている。
それでも、独りではなく、皆で生きているではないか…』


太陽は思いました。
だから、太陽は神様に頼みました。

『私を独りにしないではくれないか?』

しかし神様は、反対しました。
太陽は悲しくなりました。
太陽は元気をなくしてしまいました。
太陽は泣きました。

人間は困りました。
動物も困りました。

神様は、考えました。