そぉいって部屋を出ようとして


扉を開けたけど


1回立ち止まって


あいつのほうを向いた


これだけは言いたい



「あたし、騒がしくてごめんね…


助けてくれて、ありがと。」


恥ずかしいけど、言えて満足


あたしは急いで生徒会室を出た


生徒会室に人が居たことも気づかずに…。


『ふぅん。柊 美冬かぁ…。


俺と愛の行為を見た


最低最悪な覗き魔の名前…


ククッ』


生徒会室には、あの「陸」の笑い声が響いていた…