「何か逆にネチネチ野郎ぢゃん」 「スバルはそーゆう奴なんだよ」 きッと、と付け加えながら ワタシは帰りの支度をしだした それをぼんやり見てた湊は ちぇ、璃子はスバルの肩もつん? と不機嫌ッ面で言う キャラメル色したカーディガンの袖が もごもご動く 「素の感想ー」 英語の教科書をスクバに詰め込み ちょッと汚れてきたポーチに ああ、変えなきゃな、 と思いながら 横で突っ立ってる湊に 支度してきたら?とすすめる