―earthquake― 被災地から伝えたいこと



外に出ると、地震の被害を目の当たりにした―・・・・・・


玄関を出てすぐに見える細い道の塀は、上のほうが崩れている。


もしその下を人が歩いていたら―


想像するだけで・・・怖い



近くの家の瓦は剥がれ落ち、別の家は、表札がついている大きな塀が崩れている。



もしかしてこれはものすごく大変な事態なんじゃないか・・・?



あたしはそう思い始めた・・・


「きんたろう!きんたろう!どこにいるの?」


辺りを探してもきんたろうは見つからない。



お隣の歯医者さんにも聞いたけど、見かけていないみたい・・・


どこにいっちゃったんだろう・・・



歯医者さんを見ると、中がぐちゃぐちゃになっている。

ガタガタッ


歯医者さんの窓が揺れている。


余震だ・・・


とりあえず、上からモノが落ちてこない安全なところに移動した。



余震がおさまり、一旦家に戻ると、停電していることに気が付いた。


このときは大変な事態だと思ってはいたけど、軽く考えていた・・・

どうせすぐ直るだろう、と。


まさか・・・こんなに続くなんて―


思ってもいなかった。