―earthquake― 被災地から伝えたいこと




「そろそろ寝よう・・・」


ロウソクも燃え尽き、夜の闇があたしたちを包んだ。


その日は畳の上で靴をはいたまま寝た。


大きな地震があってもすぐに逃げられるように・・・



ようやくウトウトしはじめたころ、


ニャァー

という鳴き声が聞こえた。


きんたろう!!



その鳴き声は二階から聞こえてきた。


あたしとパパは急いで二階に向かった。


部屋の扉を開けると―・・・


ニャァ





―・・・きんたろうがいた



部屋のどこかに隠れていたのだ。


何度も探したのに・・・


本当に人騒がせなネコ・・・



でも・・・見つかってよかった。