「はああぁぁ……」 俺は動揺を隠しきれなかった。 俺が萌亜の名前を呼んだ時、 アイツの前カレは寂しそうな表情をした。 あぁ、 コイツ、まだ萌亜が好きなんだって。 そう思った。 いつ付き合ってて、 どのくらい付き合ったかなんて知らない。