職員室に向かう途中、 萌亜は恥ずかしそうに下を向いている。 俺はそれがおもしろくて、 俺側の萌亜の手を握った。 萌亜はビックリした表情で顔をあげて 「う、海……」 うるうるした目で俺を見る。 まぢお前、誘ってんのかよ? そう言いたくなる。 俺、我慢出来っかな…?