♂ 海 side ♂ 「さっさと終わらせんぞ」 顔を真っ赤にさせた萌亜に声をかける。 「あ、あ、うん!そうだね!」 慌ててシャーペンを手にして、 さっき俺が名前の順に番号をふった紙を見ながら、 クラス全員の名前を順に書いていく、萌亜。 萌亜って、 天然なんだかよく分かんねーけど面白いよなぁ。