あたしは、 待ってくれてる麗奈ちゃんの元に駆け寄る。 「麗奈ちゃん、ごめん!仕事入っちゃった……」 「いいよ!先帰るけど、平気?」 「うん!大丈夫!ありがとう」 麗奈ちゃんにバイバイを言って、 自分の席に着く。 海は、 まだ友達と話してて始めそうにないから先にやろうと思い、 筆箱を出す。